相手の気持ちになって考える。
それが、営業担当として
第一に行うべきこと。
2012年新卒入社
IWATA TAKUYA|岩田 拓也
セールスエンジニア(営業)
情報学部情報社会学科
「右も左も分からない状態」からの出発。
私が大学で所属していた学科は、情報社会学科という文系の学科です。カリキュラムの中にプログラミングやネットワークに関する講義があり、文系の一般的な分野に加えて情報系の分野も学びました。しかし、情報系のことを学んだと言っても、仕事で使えるレベルの知識があったわけではありません。実際にはほとんど右も左も分からない状態で、営業担当の仕事をスタートしました。
営業職として私が担当しているのは、大手メーカー向けへのIT機器の販売です。取り扱っているのは主にパソコンです。愛知県とその周辺地域の事業所に向けて営業活動を行っています。当社はこのお客様に対して(私の担当エリア内だけで)年間1万台以上のパソコンの販売を続けているのですが、そうした関係を継続するためには、半年に一度の入札に通る必要があります。求められる仕様や条件を満たした上で、価格面でも競合他社の提案を上回る必要があります。事前の準備を入念に行って受注につなげることが、入札案件での私の仕事になります。
「考える機会」を与えてくれた、先輩の指導。
入札に臨む際、まず行うことは、競合他社の分析です。他社が提案すると考えられる商品や価格について可能な限り情報を集め、対策を立てます。また、仕入先であるメーカーと信頼関係を築き、価格面などの協力を仰ぐためのコミュニケーションも重要になります。
私が初めて入札案件に関わったのは、入社3年目の時です。十分な知識がなかった上、提案資料の作成などの経験も浅かった私は、この案件の前任者である先輩にいろいろなことを教わりながら準備を進めました。難しい場面に遭遇した時、先輩からよく言われたのが、「岩田はどうすればいいと思う?」「いま何をするべきだと思う?」という質問の言葉です。その先輩は、自分が思う正解をそのまま指示するのではなく、たとえ時間がかかったとしても私に考える機会を与えてくれました。結果、その案件を受注することができたのも、先輩の熱くきめ細かい指導のおかげです。この先輩に対していま改めて感謝の気持ちを感じるとともに、これから自分が次の世代の人たちを支えていくことへの責任を感じます。
「岩田から始まった」と言われる仕事を作りたい。
営業の仕事をする上で特に重要だと感じるのが、知識や経験の幅広さです。過去にシステムインテグレーション事業(企業のシステム構築)でプロジェクトマネージャーを務めた経験や、クラウドを活用したソリューション提案を行った経験が、自分の経験値を高める上で役立っていると感じます。どのような案件に取り組む際も共通して言えること。それは、「相手の気持ちになって考えること」の大切さです。忙しく仕事をする中でつい余裕を失いがちですが、そういう時こそ自分本位にならず相手の方の気持ちに立って行動する必要があると思っています。
今後の目標は、個人として何か新しいものを作り上げることです。たとえば私があるプロジェクトを立ち上げたとして、それが長く継続されるものになれば「あの仕事は岩田から始まった」と自分の存在とセットで語られるようになると思います。そう言われる仕事をやり遂げ、社内外の人たちに頼られる存在になりたいと思っています。
TIME SCHEDULE1日の過ごし方
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9:00出社
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10:00お客様と打ち合わせ
お客様の会社を訪問し、打ち合わせを行います。仕入先のメーカーの方に同行していただき、ニーズ(要望)やお困りごとについて、迅速にお応えできるよう事前準備もしていきます。
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12:00昼食
外出先の近くで食事を取ることが多いです。事務所にいる時は同僚と一緒に食事に行きます。
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13:00メール・電話対応
お客様からの問い合わせ対応や、事務処理全般を行います。外出先でも持ち運び用のシンクライアントPCでメール・資料確認などもスムーズに行えるのがメリットです。
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16:00社内打ち合わせ
お客様への提案内容について関係メンバーを招集し、議論をします。
多種多様な考え方・意見があるため、それらを整理してまとめるのも営業の仕事の1つです。 -
17:00メール、資料作成
お客様や、社内での打合せ内容をもとに提案資料を作成します。
「どうすればお客様に喜んでいただけるのか」を常に一番に考えますね。 -
17:45退社
OFF TIME休日の過ごし方
週末は必ず家族一緒に過ごせる時間を作るようにしています。
買い物に行ったり、アウトドアを楽しんだり。
同期社員の家でバーベキューをすることもあります。