
CATIA V5について
"CATIA V5"はワールドワイドで各種製造業に採用されている、製品ライフサイクルの最適化を支援する統合アプリケーションです。特に自動車業界においては設計・開発ツールのデファクトスタンダードとして欠くことのできないアプリケーションとなっています。
当社では"CATIA V5"の正規ビジネスパートナーとして、ソフトウェア販売に止まらずお客様の業務形態・使用目的に応じた、システム選定や導入・運用コンサルティングなど のソリューションを提供しています。また、導入後の教育・サポートなどトータルなサービスを提供できる体制を整えています。各企業様の頼れるパートナーと して、様々な期待に応えていきます
CATIA V5の機能について
CATIA V5の主要な機能を設計業務の側面からご説明いたします。詳細についてはお問い合わせください。

意匠検討
主にデザイン設計段階で用いる機能です。
自由で精度の高い面を表現でき、その面の精度をゼブラ画面で確認できます。
さらにレンダリングよって、よりリアルに近い表現が可能です。

自由曲面
CATIAの得意とするサーフェス機能です。
NURBS機能を用い、精度が高く、しかもレスポンス良く面を扱えます。さらに、オフセット等、面を扱う機能も豊富で、意匠から受けた面を確実に設計します。

構想設計
製品全体の配置設計を行います。
自動車関連では、パッケージング設計といわれる分野で、2Dと3Dの両面を活用しながら、適確に部品、ユニット部品を配置します。使い易さを追求した機能となっています。

設計者CAE
高度な解析は、SIMULIAにて、解析者に依頼しますが、設計者自身が、設計作業の中で、部品の強度や座屈等を確認する、インプロセスCAEの機能を提供します。

大規模アセンブリー設計
大規模なアセンブリー製品の定義をパフォーマンスにも配慮して行えます。
部品点数が数百から千を超える物まで扱え、まさに、どのような製品でもリアルに表現できます。

基本設計
CATIA V5で設計作業を行う際の、基本的な機能です。
3Dソリッドで部品設計を行うパート・デザイン機能から、これらの部品を組み立てるアセンブリー機能、そして、図面が必要であれば、3次元から、2次元に自動的に展開し、図面を作成することができます。

自動設計・ナレッジ設計
流用設計等で元の部品の設定意図を保持しながら、さらに、法規制や社内設計基準等を守りながら、形状変更ができます。
これが、テンプレートです。

3D マスター
流3次元モデル上に寸法は当然として、寸法公差から、幾何公差、さらに注記等も記入できるようにし、通常の図面に記載されている情報のほとんどが、3次元モデル上に記載できることで、3D衝を推進します。

リバースエンジニアリング
木型試作品等に対して3次元測定機で測定された点群データを取り込み、この点群から滑らかな面を生成します。また3Dプリンター用に精度の高いSTLデータを生成します。

樹脂・鋳造品設計
モールド系部品の成形特性を意識した部品設計が行なえる機能です。モールド部品は、モールド金型から抜けるよう抜き勾配がついており、この方向や勾配を意識して部品の形状定義が行えます。

板金設計
板金系部品の3次元での定義が簡易に行え、さらに、実際に板からの切り出しのための展開図を自動的に作成できます。さらに、板金加工時に割れを防止するための切欠きの定義なども行えます。

機構解析
駆動する部品をアセンブリーする際に、その駆動特性:例えばスライドとかや、ジョイントのタイプ、回転ジョイントとかを定義し支点、力点当を示せば、駆動状況を確認することができます。

金型設計
ダイフェースの設計や射出成型金型の設計をすることができます。
CATIA V5教育
豊田通商システムズではダッソーシステムズの正規の教育パートナーとして、お客様のご要望に応じてスクール形式やオンサイトでの教育を実施しています。詳しくはお問い合わせください。
Webセミナー 「CATIA V5の資産を継承する」POWER’BY